
突然ですが、みなさんってアドラー心理学って聞いたことありますか?
はてっまめっ?
「嫌われる勇気」はアドラー心理学を説いたものまめよっ!
で、あどらーってなにまめか?
そうです、累計発行部数200万部を突破した「嫌われる勇気」はアドラー心理学を説いたものです。
アドラー心理学についてより詳しい内容を知りたい方は「嫌われる勇気」をおすすめします。
ただ、「嫌われる勇気」は哲学書の入門書に近く、読書が苦手な方だと挫折してしまう方もいると思います。
ただ、そこまで人気のあるアドラー心理学について学びたい。
でも、「嫌われる勇気」は読めない。
でもでも、アドラーってものすっごい気になるの。
そんなあなたにおすすめしたいのが、まんがで身につくアドラー明日を変える心理学です。
本書は様々な悩みをかかえた登場人物の悩みをそれぞれアドラー心理学の教えで解決していくまんが形式になっているので、とても読みやすいのが特徴です。
本記事では、まんがで身につくアドラー明日を変える心理学について記事にしていきたいと思います。
もくじ
1.『まんがで身につくアドラー明日を変える心理学』の基本情報
初めに、まんがで身につくアドラー明日を変える心理学の基本情報についてです。
<基本情報>
- 単行本: 199ページ
- 出版社: あさ出版
- 発売日: 2014/12/16
- 商品の寸法: 18.8 x 1.6 x 12.8 cm
AMAZONのレビューでは、評価数63で星5つ中3.7の評価を得ています。(2020/04/10現在)
次に、Amazonのカスタマーレビューを何件か引用します。
※全てのカスタマーレビューを反映できている訳ではないので、必ず自分の目で評価を確認してください。
<良い評価>
アドラー心理学入門にぴったり
自己投影しやすい!
心が軽くなる本
そのため、アドラーどころか普通の心理学を知らない人にもすんなり理解できるようになっていました。
<悪い評価>
すごく簡単にかかれています
読書が苦手な方にはいいのかもしれない。
思い出させてくれたので★2つに。
2.『まんがで身につくアドラー明日を変える心理学』についての感想
私のまんがで身につくアドラー明日を変える心理学についての感想です。
導入でも書いておりますが、私が本書を読んだ目的はアドラー心理学を簡単に学びたいということでした。
結論、本書を手にとって大正解でした。
本書を読んだ感想として、私なりに本書のぐっどな点・うーんな点をまとめていきます。
おまめ的 本書のぐっどな点
本書の良い点は以下の3つです。
- まんが形式で視覚的に分かりやすい
- 1時間足らずでさらっと読める
- 登場人物の設定がとても具体的で感情移入しやすい
まんが形式で視覚的に分かりやすく、さらっと読めるので時間がない方におすすめです。
個人的な感想としては、登場人物の設定が○○歳□□関係勤務ととても具体的になっているので、感情移入・自己投影しやすいように描かれています。
おまめ的 本書のうーんな点
本書の良くない点は以下の2つです。
- より深く学びたい人にはちょっと物足りない
- まんがの深堀りが少ない
まんがにしていることも関係しているかもしれませんが、少し表面的な内容になっているためより深くアドラー心理学を学びたいと思っている人には物足りなく感じてしまうかもしれません。
そんな方には本書よりも「嫌われる勇気」をおすすめします。
3.『まんがで身につくアドラー明日を変える心理学』から学んだこと
次に、私が『まんがで身につくアドラー明日を変える心理学』から学んだこと・特に印象に残った点を掲載します。
まず、アドラーとはどのような人物かということを認識できました。
本書では、アドラー心理学を知るための以下の8つのキーワードが紹介されています。
(8つのキーワードに対して8つのエピソードが掲載されています。)
- 優越感と劣等感
- ライフ・タスク
- 課題の分離
- 家族会議
- 意味づけ
- ライフスタイル
- 不完全である勇気
- 共同体感覚
この中で特に私が感銘を受けたものを1つだけ紹介します。
1.課題の分離
課題の分離とは、責任感が強く何でも任されて引き受けてしまうタイプの人におすすめの考え方です。
頼まれごとは断りきれず、全て背負い込んでしまってパンクしてしまう方っていませんか。実は昔の私もそのタイプの1人でした。
背負い込んでしまって体を壊してしまったら元も子もありません。
そのような時に人と自分の課題を区別する勇気を持ち、責任の所在をはっきりさせることで自分がやらなければいけないことを明確にしましょう。
「自分の課題」と思い込んでいることが、実は「別の人の課題」であったということも少なくありません。
まんがで身につくアドラー明日を変える心理学
本書の中でも解説されていますが、「しなければならないこと」は本人がそう思い込んでいるだけということはよくあります。
この「課題の分離」の考え方を持つことで、自分を追い詰めず気持ちを楽に保つことができます。
学生時代のおまめに読ませてあげたいまめ!
4.最後に
本書では、まんがで身につくアドラー明日を変える心理学についてのレビューを記事にしました。
人間関係に悩んでいる方には是非とも一度手にとっていただきたい1冊です。
私も本書で学んだ多くの教えから他人のためではなく自分のために自分の人生を生きる方法を実践していきたいと思います。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。