おまめ
こんにちは、おまめ(@omame_no_okane)まめ。
今回は、SHOWROOM(株)代表取締役社長の前田裕二さんの「メモの魔力」をご紹介します。
おまめが本書を読もうと思った理由
- なぜメモだけで1冊の本が書けるのか?
- メモの取り方にはコツがあるのだろうか?
私は、この本に出会うまではメモは単なる物忘れ防止のためのツールだと思っていました。メモするという行為を軽くみていたのです。
メモには記録以外にも何か力があるのではないか、メモを上手に取ることができればサラリーマンとしてスキルアップできるのではないか、と考えて本書を手に取りました。
おまめ
メモだけで一冊の本が出せるということは、メモには何か特別な力があるのではと思ったまめ!
本を読み終わった後に、メモに対しての見方が180度変わりました。
メモは単なる物忘れ防止のためのツールではありませんでした。
メモはアイディアを生み出したり、自己分析をより深くできたり、夢に対する熱量を強くし形に変えてくれるものです。
本書の中でも著者は以下のように書いています。
“僕にとってメモとは、生き方そのものです。 メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。 メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。 メモによって夢を持ち、熱が生まれる。 その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。 誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない 「本当のメモの世界」へ、ようこそ” (「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)
私のようにメモする行為を軽くみていた方や、夢を形に変えたい方などは本書を手に取ることをお勧めします。
また、自己分析の大切さについても説いているため自分探しをしている方や就職活動をする学生の方にもお勧めできる本です。
この本はこんな方にオススメ!!
・メモで人生を変えたい方
・夢を形に変えたい方
・就職活動中の学生さん
・サラリーマンとして成長したい方
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1.メモの魔力とは?
まず初めに、メモの魔力についてお話しします。メモには2種類あります。
- 記録のためのメモ
- 知的生産のためのメモ
一般的にメモと言われると、1.記録のための備忘録用のメモを想起するのではないでしょうか。今まで学校や職場で言われてきた「メモを取りなさい」は99%記録のためのメモであったかと思います。
本書では、メモの底力は2.知的生産のためのメモであると書かれています。
単なる備忘録のためのメモも役立つことは間違いないが、知的生産のためにメモを活用することで人生が劇的に変わることを強く主張しています。
おまめ
知的生産のメモだなんて考えたこともなかったまめ!
2.前田流メモの取り方
次に、本書の中で細かく記載されている前田流メモの取り方を説明します。
前田裕二著「魔法のメモ」より(一部追記)
1.メモは見開きで使う
まず、本書ではメモは必ず見開きで使うことを推奨しております。
見開きで使う理由
- スペースが狭いと思考が窮屈になる
- 左側に左脳的な「事実」、右側に右脳的な「発想」と脳の切り分けを行うため
- 右側が空欄となるため埋めたくなる
上記の3点の理由は非常に理にかなっているなと感心しました。
脳の切り分けと空欄のままだと気持ち悪くなるという人間の心理を上手に活用している素晴らしいフォーマットだと思います。
おまめ
確かに空欄だと埋めないといけなくなってしまうまめ!
2.前田流メモのフォーマット
次に前田流のフォーマットについて順を追って解説していきます。是非、上に掲載した写真を確認しながら見てください。
前田流メモのフォーマット
- 左側にファクト(客観的事実)を書く
- さらにその左側に標語(エッセンス)を書く
- 右側左半分に抽象化を書く
- 右側右半分は転用を書く
更に上記に加え、著者は主観的事実・客観的事実や重要度によって色分けをしているとのことです。
著者が左側から右側へ、つまり
ファクト→抽象化→転用
この流れが正しいメモの取り方であり、人生を変えるために必要な内容であるということを主張しています。
おまめ
ファクト→抽象化→転用
ファクト→抽象化→転用…絶対に忘れないまめ!
詳細などが気になる方は、是非一度本書を手に取って読んでいただくことをお勧めします。
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3.メモで身に付く5つのスキル
正しいメモの取り方で身に付く5つのスキルについても書かれています。
メモによって鍛えられるスキル
- 知的生産性の向上
- 情報獲得の電導率向上
- 傾聴能力の向上
- 構造化能力の向上
- 言語化能力の向上
メモをすることで、①アイディアを生み出せるようになったり、②情報を素通りしなくなったり、③相手からより深い話を聞き出せたり、④話の骨組みを理解したり、⑤曖昧な概念などを言葉にできるようになります。
メモをすることで複数の能力を向上できるとなったら、メモを取ること以外の選択肢はありません。
おまめ
おまめもこの本を読みながらメモを取っていたまめ!
4.本書を読んでおまめが購入したメモ帳
私は何事にも形から入るので、本書を読んで早速メモ帳を購入しました。本書の中でもメモを習慣化するためのコツとして、お気に入りのメモ帳を購入することから始めることを勧めています。
持っているためでテンションが上がったり、嬉しくなったりするノートやメモ帳を買うところから始めましょう。前田裕二著「魔法のメモ」より
お気に入りの文房具で揃えることによって、モチベーションを継続でき、メモを取ることが習慣化できるようになるとのことです。
ちなみに私はメモ帳を2冊を購入したので、紹介します。 鞄用の少し大きめのサイズと鞄がない時のポケットサイズで購入しました。
1.トラベラーズノート(レギュラーサイズ)
まず、一つ目がトラベラーズノート(レギュラータイプ)です。
鞄を持ち歩く時用のメモ帳として購入しました。
トラベラーズノートというと旅行専用ノートに見えますが、旅行の時を含め生活の全てに利用できるノートです。外のカバー部分と中のノート部分(リフィル)が取替え可能となっており、好きなようにカスタマイズできるのが特徴です。
また牛革素材を使用しており、使えば使う革独特の味が出てきて、世界で1つだけの自分ノートが完成します。
ちなみにですが、トラベラーズノートの購入を決めた最後の決め手はお友達の小春さん(@55koharuno)のブログです。
是非以下のリンク先から小春さんのブログに立ち寄ってみてください。きっと買いたくなっちゃいますよ。
▶︎トラベラーズノートは旅する人のためのノート?小春のきらきら日和
おまめ
小春さん、ありがとまめ!
トラベラーズノートを使って、旅をするように毎日を過ごすまめ!
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2.モレスキンノート(ポケットサイズ)
2冊目はモレスキンノート ポケットサイズ(ハードタイプ)です。 こちらは鞄を持ち歩かない時にズボンのポケットに入れる用に購入しました。
とにかくどんな時でもメモを離さずに持ちたかったので購入しました。
約9cm×14cmでポケットにもぴったり入るので大満足です。 同サイズで、ハードカバーとソフトカバーの2種類がありますが、ポケットに入れた時にぐちゃぐちゃにならないようにハードカバータイプのものにしました。
おまめ
あこれでどんな時もメモしまくるまめ!
メモ魔になるまめ!
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ちなみに、前田流に仕上げた2冊の本です。 これからたくさんメモをして成長して行きたいと思います。
5.まとめ
今回は、前田裕二さんの「メモの魔力」について簡単にレビューを書きました。 メモの大切さと抽象化の重要性を強く主張している内容であると感じました。学生の方も社会人の方も主婦の方も、今の自分を少しでも変えたいと思っている方は一度手に取っていただきたい本です。
また、本を読むだけでは絶対に人生は変わりませんので、是非とも本を読んで一緒に行動に移して行きましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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